第6回「海原金子兜太賞」の募集案内
―新作30句、募集締切は2024年7月20日―
第6回「海原金子兜太賞」の作品を募集します。同人・会友の別なく、だれでも挑戦できる公募型の本賞は、新たな作家の発掘と俳句の可能性の探求をめざすとともに、「海原」の活性化を図るものです。選考は、あくまでも作品本位。過去5回の応募作品は、いずれも多様なテーマと個性あふれる表現に富み、大きな成果を生んでいます。なすすべのない自然の猛威にさらされる日常を見つめて――いましか詠めない清新な作品をお寄せください。
1 名称:海原金子兜太賞(第6回)
2 応募資格:全同人と会友全員(会友とは「海原」の購読者です)
3 応募要領:
① 応募作品数:新作30句
② 新作とは他の媒体(俳誌や雑誌、インターネット、各種俳句大会やコンクール等)に発表されていない作品を指します。句会報への掲載なども注意してください。
③ 応募作品にはタイトルを付し、都道府県名および氏名を忘れずに記入してください。原則として「前書き」はなしとします。
④ 応募作品は書面による郵送、またはメールで送ってください(メールによる応募を歓迎します)。
※手書きの場合は、市販の原稿用紙を使用し、楷書で丁寧に書いてください。
※メールの場合は、ワードファイルやテキストファイルのほか、メール本文に貼り付けて送ってください。
⑤ 作品送付先:編集人 堀之内長一 宛て
〒338―0012 さいたま市中央区大戸1―2―8
電話&FAX:048―788―8380
メールアドレス:horitaku★ka2.so-net.ne.jp(★→@)
4 募集締切:2024年7月20日必着
5 選考委員:
安西篤/武田伸一/田中亜美/遠山郁好/堀之内長一/宮崎斗士/柳生正名(五十音順)
6 選考方法:
応募作品は無記名にて選考。各選考委員の推薦作品をもとに、討議のうえで受賞作品を決定します。選考座談会は7月末~8月初旬に開催予定です。選考座談会の模様は「海原」誌上に発表します。
7 受賞者発表:
受賞者は2024年10月号に速報として広報し、受賞作品と選考座談会は11月号に発表の予定(10月開催の全国大会にて表彰式を行います)。
8 顕彰:
受賞者には、金子兜太先生ゆかりの品物等の贈呈のほか、「海原」誌上における連作の場の提供などで顕彰します。
【問い合わせ】海原編集部 堀之内長一まで
◆過去の受賞作品
第1回(2019年)
本賞:すずき穂波「藁塚」
奨励賞:望月士郎「むかししかし」
特別賞:植田郁一「褌」
第2回(2020年)
本賞:三枝みずほ「あかるい雨」
奨励賞:小西瞬夏「ことばのをはり」
奨励賞:森由美子「万愚節」
第3回(2021年)
本賞:大沢輝一「寒落暉」
奨励賞:河田清峰「笈日記」
奨励賞:三好つや子「力水」
第4回(2022年)
本賞:望月士郎「ポスト・ヒロシマ」
奨励賞:ナカムラ薫「砂の星」
奨励賞:三浦静佳「鄙の鼓動」
第5回(2023年)
本賞:佐々木宏「渋い柿」
奨励賞:小西瞬夏「十指」
奨励賞:河西志帆「もずく天ぷら」